春と雨と弁当と

人を憂鬱にさせるもの。

保育園の決まらないお母さんたちへ。

anond.hatelabo.jp

大変話題になっています。国会でもとりあげられましたね。

 

駅近、園庭あり、保育プログラムも充実…人気保育園に我が子を入園させるのは今や大学入学よりはるかにハードルの高い難題となっています。

大学を出て、就職して、がむしゃらに働いて気がつけば30代。結婚して家買って、妊娠して出産して、職場にはいつ復帰するの、とせっつかれ。出産前から保活するのなんてジョーシキよ!なんて言われて。
でも待って。役所からのお知らせを穴の空くほど読んだって、がんばるポイントが見つからない!フルタイム、祖父母遠方なんて基本ポイントにしかならないし、ポイントで並べば年収勝負、保育園は福祉施設だから、年収が低い方が優先されます、って一応勤続10年超えてますけど!20代のピチピチママたちと同じ土俵に立つの、厳しいんだけどーーーー!!!


…やっぱりね、そうだよね、認可保育園なんてどこもひっかかんないよね。認可外だってこんなガチで働いてていざというときのお迎えに1時間以上かかりますなんて敬遠するよね、ですよねー。
あー、はいはい、結婚が遅くてすみませんね。こんな時代に産んだ私が悪かったよね。やっぱり退職しかないのかな。1歳児を預けて復帰しようなんて私がいけなかったんだよね。ほんとごめんなさい。よくわかんないけど、たぶん私が悪いんだよね。

 

…という誰にぶつけて良いかわからない怒りと絶望と自己嫌悪、私も経験しました。

どうにかこうにか、小規模保育園に拾ってもらい、復帰を果たすまでの約2ヶ月間は夜も眠れず、ホルモンバランスも乱れ、ストレスからくるじんましんにやられ、ほんとうにボロボロでした。今思い出しても涙が出ます。

 

その時一緒に保活したママ友は愚痴を言い合い、一緒に理不尽を叫び、励まし合った戦友のような感じで、きっと彼女がいなかったら私は乗り越えられなかっただろうと思うのです。

 

私がブログを書こう、と思ったのは今まさに心折られたお母さんたちの戦友として助けになれることがなにかできるんじゃないか、と考えたからです。

 

まずはここに宣言しておきます。あきらめるのはまだ早い!認可も認証も無認可も受かった人だって結局通うのは1園のみ。キャンセルは必ず出ます!それを根気よく狙いましょう。そして役所と職場に連絡をとり、自分の状況を伝えることが大事です。山ほど書類が届いていると思いますが、落ち着いて良く読み、入れる確率が高いのはどこか、それからどの点までなら妥協が可能か、時短はいつまでとれるのか、職場や旦那さんとも良く話し合っておきましょう。

できれば同じ状況のライバルであるところのママや、さっさと認可に受かってしまってなんとなく連絡がとりにくくなったママにも何か情報がないか、聞いてみましょう。意外と、同じところに受かった人が転勤決まっちゃって〜なんていう話を聞き出すことができることもありますよ。それから、ライバルだからといって情報を出し惜しみするのは逆効果です。決めるのはあくまで役所、認可外であれば保育園ですから、ママ同士で敵視しあっていたってしょうがないのです。それに、ママ友とはなんだかんだこれ以降も子どもがいる限り、つきあって行くのですから、仲良くやったほうがだんぜんおとくです。

 

ぐだぐだ書きましたが、やるべきことをまとめます。

  • 役所と特に職場にはきちんと現状を説明する。
  • どこまでなら妥協できるか、旦那さんと職場と話し合っておく。
  • 同じ立場のママ友や先に保育園が決まった知り合いにも積極的に連絡を取って情報をもらう。
  • 情報は出し惜しみしない!

以上になります。あきらめるのはまだ早い!